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暖房10分我慢し数円浮かす 札幌79歳女性 灯油値上げで節約
値上げの大波が、市民生活を直撃している。電気、食料品、トイレットペーパー…。札幌では、灯油一リットル百円が現実味を帯びてきた。「暖かい部屋でゆっくりとテレビを見たい」。冬の「命綱」の高騰は、そんなささやかな楽しみも奪おうとしている。値上げの波にさらされる、ある高齢者の暮らしを見た。

 氷点下五・五度。十一月下旬、今季一番の冷え込みを記録した朝、その部屋の室温は二○度を大きく下回っていた。

 札幌市東区の市営住宅。築三十四年、2DKの部屋で暮らす女性(79)は、灯油ストーブのスイッチを入れる手をふと止めた。

 「もう少し、我慢しようかな」。座骨神経痛を患い、冷えるとひざが痛む。でも、上がり続ける灯油価格に「ほんの十分でも使わなければ、何円かでも浮くから」と思い直した。

 女性は知的障害のある長男(50)と二人暮らし。歩くのがつらいので、できれば家にいたいが、今冬は長男を職業訓練所に送り出した後、出かける機会が増えた。

 持病の治療で病院に行くと、診療を終えても待合室に三十分以上、長居する。スーパーでは買う気もないのに、婦人服売り場をぶらぶらする。それもこれも「家にいるとストーブを使ってしまうから」だ。灯油高騰への「小さな抵抗」。

 女性は毎日、欠かさず家計簿をつけている。毎月の収入は年金など十五万二千円。支出は食費三万六千円、ガス・電気・水道代一万六千五百円、医療費二万三千円…。これに保険料、交通費などを加えれば、生活はいつもぎりぎりだ。

 女性は社会福祉団体を通して灯油を購入している。昨冬は一リットル六十七円だった。使う量はひと冬で十八リットル入りポリタンク二十八個分。昨冬の灯油代は三万三千七百六十八円だった。

 ところが、今冬は十八円も高い一リットル八十五円。生活協同組合コープさっぽろが十二月一日から、十七円の大幅値上げに踏み切ることから、女性が購入する燃料会社も値上げするかもしれない。「一万円以上は出費が増え、間違いなく赤字になる」。家計簿をつける手が止まった。

 自分の葬式代などにとってある貯金は二十万円に満たない。「もし、貯金を崩すことになったら」。考えたくない思いが頭をよぎる。

 午後四時半。外出を終えた女性は長男を待ちながら、夕食の準備を始める。だが、台所に立つ間、ストーブを付けない。台所は調理に使う火で暖かいからだ。

 午後六時ごろ、長男が帰宅するころ、ようやく火を付ける。「息子が寒いのはかわいそう」

 唯一の楽しみはテレビのニュースやドキュメンタリー。だが、それも我慢し、午後九時にはストーブも電気も消して床に就く。「去年と生活はがらっと変わった」

 米の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き、投機マネーの原油市場流入…。一般市民とは無縁の動きが、灯油の高騰を招き、市民を苦しめる。

 札幌管区気象台によると、二十八日の予想最低気温は氷点下二度。厳しい冬は始まったばかりだ。
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【2007/11/29 12:15 】 | 未分類 | コメント(1) | トラックバック(0) | page top↑
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by: | URL | #-【2008/09/24 23:21】 [ 編集] | page top↑
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